2013年10月22日火曜日

船籍

船舶の国籍に船籍があります。
日本の船舶は住所地に船籍を定めなければ
なりません。
そして、船首には船籍を記載しなければなりま
せん。

日本は海洋国家で船が資源・輸出などの経済
活動を支えています。
日本国内には(小型船舶を除く)船舶が多いと
判断をしますが、大型船舶の船籍の殆どは海外
になっています。

船籍が海外になっているのは入港する際に日本
船舶よりトン数に応じての課税(トン税)が優遇
されるからです。

また外国船舶に船籍を置くことで国内の制限が
ない安い人件費の外国人を雇用が可能になる
からです。

船舶は日々、変動する燃料費や人件費などの
コスト削減を行っています。
海外に船籍を定めること(便宜置籍船)もコスト
削減の一つになります。











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