2013年9月30日月曜日

海が起源の防寒着

船舶は、暑さ・寒さの中で航行しなければなりません。
寒い時は、西高東低の気圧配置の天気は風の向きが
変わったり、突風が吹いたりで防寒着が必要になります。

防寒着にダッフルコートがあります。
ダッフルコートはウール地でトグルボタンをかけるコートです。
ダッフルコートは寒いスカンジナビアの漁師さんがで航海時の
防寒着が起源になります。

Pコートもヨーロッパの漁師さん、海軍が起源となっています。
ウールで覆うように丸いプラスティックボタンをとめるコートに
なります。
特徴は、ボタンをとめる配列がタイトで着たりとゆったりで着たり
と分けているところがあります。
Pコートはカジュアル・制服として防寒着になっています。

北極海近くの寒い欧州が発祥ということが防寒機能性の他にも、
カジュアル性が防寒着として認知されています。

2013年9月27日金曜日

船舶料理士

陸でのレストランなどの飲食店には、プロのコックさんが
調理師免許等をもっております。

客船クルーズなどの船舶等は、調理師でなく船舶料理士
が調理業務を担当することになります。

海上での仕事になり船酔いに堪えられるために乗船・実務
経験が必要になります。
船に慣れていないと、船酔いで業務ができなくなるためです。

外航の場合は、事前に食材を考えて揃えなければ、海なので
購買することは簡単にできません。
また、外航が長期の場合は、食材の品質管理もこなさなければ
なりません。

同じ料理人かもしれませんが、陸の調理師と違って海という
環境での調理業は船舶料理士の業務になります。

2013年9月26日木曜日

モーダルシフト

日本の経済成長はトラックなどのインフラが輸送を
支えていました。

しかし、燃料が軽油中心のトラックは排気ガスで
温暖化になる物質が含まれています。

世界的にも温暖化が懸念されていて二酸化炭素の
排出を先進国で抑制する京都府で会議が行われ
ました。

京都会議後の日本の取り組みは、トラックから鉄道・
船舶への輸送に割合を増やすモーダルシフトが、
行われています。

鉄道や船舶での輸送は、トラックほど二酸化炭素など
の物質が含まれていないからです。

東京23区独自ではトラック規制の取り組みが行われて
おります。



2013年9月25日水曜日

潮風

潮風は、気温によってかわります。

潮風の塩分は気温が上昇するにつれて
海水の中の塩分が活発になって蒸発気化
をして風に含まれます。

気温が高い夏は潮風の塩分が多く含まれて
おります。

海水は混合物なので塩分の他にもいろんな
物質があり塩分以外にも潮風に含んでいます。

海へ眼鏡などの金属類を身に付けて行った場合
は水道水で塩分を洗わないと錆びやすくなります。

2013年9月24日火曜日

タコ

タコは、墨を吐き出し、くっつく吸盤を備えた海洋動物です。
タコの触腕は、必ずしも8本ではありません。
タコの触腕は海中で1本の触腕を外敵から食べられた時でも
2本再生する場合があります。

イイダコ、マダコ、ミズダコなどの種類がいます。
地域によっては、沿岸でも釣れるタコがいます。

タコの食感や味は、日本の食文化で様々な料理に応用が利く
貴重な食材として用いられています。
心臓病や肝臓、血管などの健康効果もあります。

パスタで使われるイカ墨と違って、タコ墨は食材としては適して
いないため、殆ど使われません。
タコは、低カロリーなためシーフードサラダやカルパッチョ等の
いろんな料理に使われます。

そのため、日本は世界でも有数のタコの消費国になります。
国産のタコの供給では、足りず世界から輸入に依存を
しています。

また、世界では、日本と違ってタコを食べない国があります。

2013年9月23日月曜日

船舶とボイラー

船舶のエンジンとボイラーは似ています。

大型の船舶の機関部分とボイラーの構造は
似ていて海のボイラーかもしれません。

構造の他にも、船舶の機関部分とボイラーは、
ともに燃料が重油ということも同じです。

大型船舶のエンジン部分を担当する職員である
海技士(機関)免状で実務経験があれば工業系の
ボイラー技士2級が申請をすれば試験なしで取得
することができます。

海技免状の機関部分の知識と経験があれば、
ボイラー技士の試験は受験の必要がないことに
なります。


2013年9月22日日曜日

海里とノーティカルマイル

海の距離の単位にはメートルではなくて海里を使います。

例えば、海里を使用した例は
漁業などができる排他的経済水域は200海里や2級小型船舶
操縦免許で操縦できるのは5海里まで等になります。

国際の海里単位はノーティカルマイルになります。
1海里は、1,852メートルになります。
(国際海里)1ノーティカルマイルは、1,852メートル
とほぼ等しくなります。

ノーティカルマイルは、海だけでなく航空での単位にも
使われます。
ノーティカルマイルは、グローバルな単位になります。

測量・国際などの用途によってマイルの種類があって基準が
変わります。

2013年9月21日土曜日

日本人の好物の鰻は、ビタミンが含んでおり土用の丑の日
に食すると夏バテをしないといわれております。

江戸時代、鰻屋さんが儲かるために学者の平賀源内氏
が発案したのが土用の丑の日でした。

現在、鰻文化は、日本だけではありません。日本が輸入
している国の一部でもでもうなぎを食べています。

南太平洋から日本に戻ってくるシラスウナギの不漁や
夏場の大きい需要のための乱獲などにより価格が高騰して
老舗の鰻料理専門店さんが仕入れに困っています。

今年、環境省はニホンウナギを絶滅危惧種に選定しました。
国産の鰻がワシントン条約発行で食べれなくなるかもしれ
ません。

2013年9月20日金曜日

ノドグロ

日本海山陰地方の定置網などでで水揚げされるスズキ科
のノドグロは高級魚として珍重されています。
市場での流通もほとんどありません。

口の中が黒いからノドグロといいますが、
うろこが赤色の魚なので地方によっては、アカムツとも
言います。

赤色の魚はたくさんいます。ノドグロと見分けるには
口の中が黒色かどうかで判断します。

調理等で、のどあたりが焦げて見えるのは、
焦げではなくノドグロの黒い部分だからです。

2013年9月19日木曜日

海と松

海の近くは、鉄が錆びやすいです。

海の近くにあるトタンや自動車のボディー
は錆びやすくなります。

海水は、多量の塩分が含んでいます。
気温の上昇などで気化や蒸発後によって、
塩分が含まれた空気は、風に乗り鉄類に付着
をし、腐食をします。

古から海の近くに松を植えています。
山よりも海の近くが松は多いです。

松は海の塩分の含んだ強い風を受け止めて
くれるからです。

2013年9月18日水曜日

船酔い

船舶に乗船すると船酔いをしやすくなります。

船舶は海上という自然の上を航行するので、
水深が変わる海上や風が強い時等は、波の揺れが
大きくなって船酔いしやすくなります。

船の構造や塗装・海の匂い・その日の体調でも
船酔いをしやすくなります。

船酔いしないためには、
①船舶での乗船直前での食事は少なめで消火の
よいものを食べること。消化は遅いと血行が
遅くなり船酔いをしやすくなります。
水分摂取は必要になります。

②船内近くの景色を見ず、遠くの景色を見ること
船内近くの景色は、波が揺れているのが見えます。
波を見ていると自然に船酔いになります。

③体調が芳しくない時は乗船しないこと
体調が芳しくない時は、血行も芳しくありません。
船酔いをしやすくなります。

④ゆったりとした軽装で
タイトな服装だと血行が滞って船酔いをします。

⑤風があるところ
風があると血行がよく船酔いしにくくなります。

2013年9月17日火曜日

サーフィン

マリーンスポーツには、ヨット・ジェットスキーなどの他にサーフィンがあります。

サーフィンとは、大きい波がきたら波の横を滑るように乗り上げてバランスを崩さな
いようにするマリーンスポーツです。

世界の島国では、古代からサーフィンがスポーツとして盛んでプロサーファーが
世界各国に転戦しているほどです。

日本では、江戸時代にサーフィンのような波乗りをしているという文献がありますが、
湘南・御前崎は、サーフィンの街として地元だけでなく全国から多くのサーファーが
集っています。

日本海側は、夏の波は小さく、冬は大きく、太平洋側はその反対と言われております。
季節的にも夏のサーフィンは太平洋側のスポーツになりますので日本海側のサーファー
たちは遠征している方もいます。

実際にサーフィンをする人たちは、海・天気図・風・波・地形の情報に精通しており、
この情報で海に行く前に大きい波がくるか分かります。

2013年9月16日月曜日

江戸時代の航路

江戸時代の物流は、船舶での輸送が中心でした。
江戸時代の木製船舶は米俵等の重量物に堪えられる
造船技術を備えていました。

大阪(大坂)は天下の台所とよばれ、多くの米は
大坂の米問屋から港で全国に発送していました。
幕府のあった江戸と商業都市の大坂を結ぶ航路は
菱垣廻船とよばれ米俵等の物資を輸送していました。

船の両舷に造られた装飾が木で編んだ船舶であること
が菱垣航路の起源になります。

日本海側の東北地方から津軽海峡を通る江戸へ向かう
航路のことを東廻り航路、日本海側から大坂へ向かう
航路を西廻り航路といいます。

2013年9月15日日曜日

船名

日本のプレジャーボート等の小型船舶や大型船舶には、船名を
つけなければなりません。

地域名や地域の海・山・川・湖などの自然名を船名につけて、
語尾には丸とつけます。
日本船籍の船名は語尾に丸がつく船舶が多いです。

日本は、島国でエンジンがない古代から木造船舶の造船技術が
発達していました。
多くの船舶が河川・海岸に係留していて船名をつけなければ
所有者がわかりません。

船名をつける時の所有を表す語尾の字が使われなくなり、
いろいろと変わって丸になったことが起源等といわれています。

2013年9月14日土曜日

地球温暖化

南極は古代から氷の大陸でした。氷の大陸は他にも北極・
グリーンランド・アイスランドなどがあります。
世界の氷の大陸の割合は南極が90パーセントを占めています。

現在、開発による森林伐採と経済発展によって二酸化炭素の
排出と吸収のバランスが崩れるなどの地球温暖化が進んで、
南極の氷が溶け始め出しています。
南極の氷の全てが溶けだすと陸地の60センチ~70センチ
の海面が上昇します。
このまま温暖化が続けば、南極の氷が全て溶けてしまい、
海抜70センチ以下の陸地は海になってしまいます。

2013年9月13日金曜日

水先人

大型船舶が特定港以上に入港する際、船長さんは、
地域の港の自然条件(風・波・海の深さ等)が分からないと係留まで
できません。

外国の船舶の船長だと殆ど入港する日本の港のことは
分かりません。
そのために水先人が待機しています。大型船舶などが入港する時は、
水先人はボートで大型船舶まで向かって乗り込み、船長さんに案内
します。

水先人は、海技士の技能などの他に外国の船長とコミュニケーション
を取る必要があるため、語学力も堪能でなければなりません。

どの港でも水先人は、いるわけではありません。
水先人は、日本全国で35の港に配置されており水先人区といわれて
おります。主に東京湾・伊勢三河湾・大阪湾・瀬戸内海・関門等は、
規模が大きい水先人区となっております。
北陸では、新潟・伏木・七尾が水先人区になります。

2013年9月12日木曜日

海と波

海には、波があります。
波は、自然現象で発生します。

地球は、自転・公転をしていて重力もあります。
地球全体で陸よりも広大な海には、波ができます。

低気圧で風が強い日には、海が時化て波が高いです。
波は、海や大陸の風や天気などの影響を受けるので、
船舶を乗船される場合は天気予報で等圧線の間隔や
風向き風の強さなどを確認しなければなりません。










2013年9月11日水曜日

曳船

係留してある大型客船などの重量船舶が出港する
ときに自力では航行できません。

出港時に2隻の曳船にをロープでかけて、航行
できるまで曳きます。

曳船の作業があるので大型船が出港するまで、
時間がかかります。

2013年9月9日月曜日

船舶と海水

鋼鉄等で造船される船舶が海で浮いているのは、海水
の成分に塩分が含まれているからです。

海水の適度な塩分が船舶に浮力を与えてます。
海水に塩分が含まれてないときは船舶は沈んでしまい
航行ができません。

海水に塩分が含まれていないと、大航海時代もありま
せんでしたし、資源をタンカーで運搬できず経済発展
もしていません。


2013年9月8日日曜日

海水の利用

水は水素と酸素の化合物で飲めますが、海水は水や塩分など
の混合物で飲料水にはできません。

スポーツドリンクのような塩分が含んだ飲み物が熱中症対策
になりますが、その塩分は体に適した塩分で海水の塩分は、
多量すぎて適していません。

海水は、飲料水にはなりませんが、船舶等で利用されています。
船舶での掃除するときの水、トイレ、船舶のバランスを安定させ
るために利用されています。

水は21世紀の石油といわれています。
海上のような使い方が陸地でも採用することが水資源の節約に
なります。



2013年9月7日土曜日

海の色

海岸から離れた水域で海水の色が変わっているところ
があります。

色が変わるところが海の深さの変わる境になります。

同じ色の海でも地形によって水深は違いますし、海岸から
遠くに進むほど深くなりますが、色の変わる水域で深さは
さらに深くなります。




2013年9月6日金曜日

デッキシューズ

大型船舶の床(甲板)で船員が履くシューズのことを
デッキシューズとよんでいます。

デッキシューズの靴底には甲板で滑るのを防ぐ機能
があります。

靴屋さんにいろんな種類のデッキシューズがあり
カジュアルでの用途もあります。

2013年9月5日木曜日

大型客船の入港

今年は、クルーズ元年と言われております。
日本全国の特定港には、多くの国内外の豪華客船が入出港しております。
豪華客船が入港すると経済効果があります。

大型客船のトン数に応じた入港料が港に入ってきたり、寄港後の乗客が
タクシーを使って観光に行ったりすることで経済効果につながります。