2013年9月16日月曜日

江戸時代の航路

江戸時代の物流は、船舶での輸送が中心でした。
江戸時代の木製船舶は米俵等の重量物に堪えられる
造船技術を備えていました。

大阪(大坂)は天下の台所とよばれ、多くの米は
大坂の米問屋から港で全国に発送していました。
幕府のあった江戸と商業都市の大坂を結ぶ航路は
菱垣廻船とよばれ米俵等の物資を輸送していました。

船の両舷に造られた装飾が木で編んだ船舶であること
が菱垣航路の起源になります。

日本海側の東北地方から津軽海峡を通る江戸へ向かう
航路のことを東廻り航路、日本海側から大坂へ向かう
航路を西廻り航路といいます。

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