2013年9月13日金曜日

水先人

大型船舶が特定港以上に入港する際、船長さんは、
地域の港の自然条件(風・波・海の深さ等)が分からないと係留まで
できません。

外国の船舶の船長だと殆ど入港する日本の港のことは
分かりません。
そのために水先人が待機しています。大型船舶などが入港する時は、
水先人はボートで大型船舶まで向かって乗り込み、船長さんに案内
します。

水先人は、海技士の技能などの他に外国の船長とコミュニケーション
を取る必要があるため、語学力も堪能でなければなりません。

どの港でも水先人は、いるわけではありません。
水先人は、日本全国で35の港に配置されており水先人区といわれて
おります。主に東京湾・伊勢三河湾・大阪湾・瀬戸内海・関門等は、
規模が大きい水先人区となっております。
北陸では、新潟・伏木・七尾が水先人区になります。

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